健康豆知識 vol.4
いつもありがとうございます。
近頃は暑くなったり寒くなったりと不安定な
気候が続いていますので、皆さん体調管理に
気を付けてくださいね(ー_ー)!!
さて、今日のテーマは〝五季五臓 〟の話
五臓とは、『 肝・心・脾・肺・腎 』の5つのことです。
「五臓六腑」の五臓とはこれらのことを指します。
この五臓を季節と当てはめると
○「肝」 = 春
○「心」 = 夏
○「脾」 = 長夏(土用)
○「肺」 = 秋
○「腎」 = 冬
となります。
季節は梅雨に入り、もう夏は目の前です。
夏といえば土用、土用といえば「土用の丑」が有名ですね!
土用というのは本来、季節の変わり目の事で、年に4回おとずれます。
また、東洋医学の考え方で五臓を季節に当てはめると土用は「脾」にあたり
「脾」に問題のある方は土用即ち、季節の変わり目に体調を崩しやすいといわれます!
「脾」というのは西洋医学で言う脾臓ではなく、漢方では胃腸の持つ消化吸収機能をつかさどっていると考えられています。脾のもっている気を脾気と呼びますが、
「脾気盛んなれば(病)邪を寄せ付けず」と言われるくらい、免疫力にも関わっています。
東洋医学では
「脾」のエネルギーを高め体質改善をはかりますが、
「脾」に悪影響を与える要因として冷たいものや刺激物の過剰摂取、
ストレスなどが挙げられ、食事を中心とした養生も必要になってきます。
「脾」の働きは、主に食べた物を消化吸収して、「気」「血」「津液」
を作り、全身へ送る働きがありますので、どんなに体によい食べ物を
体に入れても、うまく「脾」が働かないと体全体に行き渡りません。
それどころか「脾」の働きが悪くなると体内の巡りも悪くなり、
体に不要な物をため込んでしまいます!!!!
「脾」の働きを良くしてあげることで、体内の「気」「血」「津液」
が満たされますので、巡りも体全体の調子がも良くなります。
五臓の「脾」の働きをよくする食べ物はいろいろありますが一般的に
ジャガイモ、ニンジン、ダイズ、ヤマイモ、サツマイモ、イワシ
タイ、牛肉などなど…積極的にとりましょう!
では、今日も良い日でありますように。