健康医療医学会の事務局ブログ

みなさまの健康のための情報を発信していきます!

健康豆知識 vol.5


皆様お元気ですか?事務局長の別府です(*^^)v

健康フォーラム開催から早や2週間~と経過致しましたが、
その後、いかがお過ごしでしょうか。

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さて、今日のテーマは〝土用 〟の話です♪

 

 

前回の健康豆知識でも触れたように、【土用】がそろそろやってきます!
夏はその暑さにより、胃腸障害が起こりやすいと考えられています。
東洋医学では夏土用自体、胃腸が最も疲れやすい季節だと言われています。)

この「脾胃」実は…一番大切な重要な臓器といわれており、夏の健康の秘訣は
「お腹を冷やさないこと」です。

胃腸は体を作る働きをします。胃腸で消化吸収された栄養素によって、各臓器、全身の筋肉や全ては
養われていると言うことです。胃腸の調子を整えることは、病気を未然に防ぐことにもなります。

そして、胃腸のトラブルは、真っ先に肌や口などに現れます。
肌が荒れたり、黄ばんだり、口の周りに吹き出物が出たり、
口内炎が出来やすい時また甘いものが異常に欲しいときなど、胃腸が弱っている証拠なのです。

この季節、以上のような症状の方が多いと思われますが、その土用に衰えやすい
胃腸を助ける味が、「甘い味」になります。甘い食べ物は、体を温めも冷やしもしません。
寒熱の歪みがない食べ物として、バランスがとれています。

糖分、特に黒砂糖ならミネラルが豊富で体によいとされます。

また、ウナギ、餅、卵なども全て甘い味に属し、胃腸を保護する食べ物となります。
そのほかにも、体を冷やす苦みのコーヒー、抹茶に砂糖やお菓子を添えることで
冷やしすぎを抑えてくれます。但し甘みの付け方を工夫してくださいね。

これからの季節の特別メニューをご紹介しましょう。
夏バテ予防に、「麦とろ」です。大麦は五穀の長と言われ、甘い味で胃腸を助け、
上手に体を冷やし、山芋も甘い味で胃腸を助け滋養強壮、消化吸収促進作用があります。
これにネギやわさびを添えれば最強の夏バテ予防食となるかも!?
ごまといりこをすり合わせ、みそと混ぜ焼き味噌を造り、キュウリ、ミョウガ、ネギ、大葉などをあわせ、
冷たいだしでのばした「冷や汁」も今ピッタリのメニューになると思います。

 

私のオススメ献立は、
麦とろごはんに、オクラのゴマ和え、いりこたっぷりの味噌汁にキュウリ味噌です!
今夜の夕食にいかがでしょうか?(*^_^*)