健康医療医学会の事務局ブログ

みなさまの健康のための情報を発信していきます!

健康豆知識 vol.11

 

皆様お元気でしょうか、事務局長の別府です(^○^)
現在、インフルエンザが流行していますが、予防
できていますでしょうか?

手洗いうがいを徹底し、外では出来るだけマスクを
着用するなどして自身の健康を守ってくださいね。

さて、新年最初の健康豆知識のテーマは…
“八網弁証”(はっこうべんしょう)です。

 

 

まず、「八網弁証」八網って何だか知っていますか?
八網とは「表・裏」「寒・熱」「虚・実」「陰・陽」
以上の8つを表します。漢方療法で“証”(症状)を
この8つの対立概念に分類し病態を診断する方法です。


“裏・表”……病気の「部位」についての区別
“寒・熱”……病気の「性状」についての区別
“虚・実”……病気の「病勢」についての区別

この3つを“陰・陽”で区別します。


例えば、現在流行している風邪は「寒熱」です。
寒熱は病気の性質を“寒”“熱”に分けます。

「陰」が強く、「陽」弱い時、また寒邪が入り込んだりした場合
手足が冷たく常に寒さを感じたりします。
これは「寒証」になります。

逆に、「陽が」強く、「陰」が弱く、熱邪の影響を受けると
「熱証」となります。熱さを感じたり、冷房や冷たい飲食物が
欲しくなるのも「熱証」です。

などなど…病気も含めて「陰・陽」のどちらかに分けられます。
表裏・寒熱・虚実では「表証・熱証・実証」“陽証”となり
「裏証・寒証・虚証」“陰証”となります。


以上が「八網弁証」の基本となります!
少し、難しかったかもしれませんね。

「八網弁証」は東洋医学の基本ですが、1月18日の中医学セミナーでは
秦先生を招いてこれらの基本を分かりやすく教えて頂きます!
ご興味のあるかたは是非参加してみて下さいね♪

では!